わたしたちの想い
グループ会社のアクタホールディングスは、江戸時代から続く伝統工芸であり家業であった「博多曲物」を原点とし、
プラスチック容器として工業化。
その製品はデパ地下や駅弁などで目にする箱折タイプの容器「新折」、「ワン折」として全国展開していきました。
しかし、課題として「いつかこのプラスチックが悪者にされる時代がくるかも知れない。」
という危機感もありました。その予測の元、2000年に環境対応型製品の開発、事業化に着手。
これにはプラスチックも正しくリサイクルすれば、資源として有効活用できることを証明するという想いにも後押しされました。
容器のフチ材を生産する自社技術を転用し、約10年の開発期間を経て、「パネルtoパネルの水平リサイクルが可能なディスプレイ・広告用のパネルRecoボード」完成させました。
リサイクル+エコからネーミングされたRecoボードでは、
社会の環境意識が高まるにつれて、Recoボードは徐々に注目を集め、各企業での採用も増えてきました。
そして、2020年。
Recoボードのビジネスモデルは、令和2年度資源循環技術・システム表彰で「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞。
難しいマテリアルリサイクルをビジネスとして運用し、廃棄物の排出削減に大きく貢献している点を評価されたのです。
ただ、われわれACCSのボード事業の歩みは、まだ道なかばです。
もっと、もっと多くの方々にRecoボードを知っていただき、リサイクルの環(わ)をつくっていきたい。
「案内用のパネルや販促用のPOPなど、すべてのパネルがあたりまえにリサイクルさせる社会をつくりたい」
そんな強い想いを持ちながら、今後とも、資源の再利用に関心を持たれる皆様と手を取り合い、Recoボードの普及に努め、サステナブルな社会づくりへ寄与していきます。